佐々木史直
Wed, 14 Aug 2024 13:12:46 JST (248d)
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佐々木史直(ささき ふみなお)は、科学的教育グループSEG・河合塾物理科講師。
経歴 
- 海城高校卒。
- 東京理科大学理学部第一部物理学科卒。
- 東京理科大学大学院理学研究科物理学専攻終了。
- 河合塾にも出講。(2023年くらいまでは河合塾本郷校ハイパー東大物理&東大オープン物理の問題作成を担当。2024年からはハイパーの担当はなくなっている。そのためオープンの作成にもまだ携わっているかは不明。)
- 河合塾マナビスにて映像講座を担当していた。
授業 
- 受験特化型の授業である。速修コースを担当していることもあり、問題の解き方やテクニックに重点をおいた授業をなさる。
- 一方で、大学で学ぶようなレベルの高い内容に触れることもあり、大変密度の高い授業となる。公式第一主義ではなく、しっかりと物理の本質から教えてくれる講師である。
- 暗記すべき部分は、素直に暗記するよう言われることもある。
- 他講師とは異なる解法をとることがある(単振動、ドップラー効果、コンデンサーの電場と電位など)。最初は戸惑うかもしれないが、学習を進めていくうちに先生の解法が優れていることに気づくだろう。
- 微分積分は“必要に応じて”使うスタイルだが、濫用にはかなり否定的。
- 例えば等加速度直線運動では、積分を用いたやり方を「時間の無駄」と一刀両断し、v-tグラフを描くことを勧める。
- なお、公式に当てはめる人は「頭悪い」と更に強い言葉で非難している。
- この点、吉田弘幸先生など躊躇なく微積を使う先生方とは異なる立場をとっている。
- 「合格体験記でSEGの速修コースは微分積分使うからいいですとか書いてる人いるんだけどさ、そういう人たちはピントがずれてるんだよね」
- 「あなた方は毎日微分積分を生きがいにしているのかもしれないですけどね」
- 例えば等加速度直線運動では、積分を用いたやり方を「時間の無駄」と一刀両断し、v-tグラフを描くことを勧める。
- 授業の30分前には教室に入り、事前に板書やメモ、絵などを黒板に書いておく。「この問題、授業前に解いてみたら?」というようなメモが書かれていることもある。
- 延長は、毎回10~30分くらいである。
- 30分ほど延長されたとき、なぜか生徒に電車のホームから突き落とされないかを心配している。
- 時々手書きのプリントを配る。
- 物理講師の中ではかなり達筆な部類だと思われる。
担当授業 
- 受験物理速修
- 高2物理F
人物 
- 長年、河合塾で東大コースの担当及び東大オープンの作成チーフなどを務めてきた実力派。
- SEG随一の毒舌を誇っている。
- 市販の参考書を「クソ」「クズ」「ゴミ」「インチキ」、そのような参考書を書く予備校講師を「○ね」「頭おかしい」「馬鹿」などと散々に貶す。
- 特に「○○の森」と「○○の風」が大嫌いで、生徒に参考書の添削を推奨している。
- 一部にはこれが気に入らない生徒もいるようである。
- インチキ参考書の代わりに先生の提示する方法論はどれも明快で分かりやすいので、安心してほしい。
- 上述の参考書に比べ、教科書はまともであると仰る。ただし、説明が不十分であったり、重要な部分が全く強調されていなかったり、と不満な部分も多いようである。
- SEGの演習コースの生徒もけちょんけちょんに貶す。
- 積分や微分方程式を使いたがるのが気に入らないそう。事実、時間が無駄にかかる。
- 上記のエピソードに反して、非常に生徒思いの先生である。プリントや板書の端々から、生徒に対する気配りが感じられる。
- 授業中に度々ギャグを発する。そして滑る。
- 回を追うごとにだんだん癖になってくる。結構面白い。
- 問題を数だけこなす者を批判し、一つの問題を解いたら実験の内容を考察することを推奨している
- 師はかなり絵が上手い。